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第1回

第1回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和2年7月28日
会場:島根県職員会館教養3室
出席者:審査委員5名、県担当者

議事

1残留農薬検査規程の改定について
ア 残留農薬検査規程の検査対象・団体認証の検体数・採取者・採取方法・生産者の負担の変更について、事務局より案を説明。
イ 質疑
(委員)採取者が、認証取得者自身つまり検査される側に変更されるにあたり、検査に対する正確性・公平性についてどう考えるか。採取方法についてのマニュアルは。
(事務局)採取方法については従前よりも具体的に記述をし、検体の採取条件を統一することで正確性を確保。なお、採取方法は規程に提示。
(委員)検査の実施はどこか。また、“各圏域単位で検体受付窓口を設置”というのはどこを想定するか。
(事務局)公益財団法人島根環境保健公社。検体受付窓口は各圏域の保健所等を想定。

2農産物及び林産物の基準の改定について
ア 上位基準の農産物2.9.2(林産物2.7.2)における法改正に伴う文言変更及び農産物2.9.11(林産物2.7.11)、3.1.1の基準におけるJGAP2016の管理点に準ずる改定について事務局より案を説明。
イ 質疑
(委員)環境農業宣言の廃止の理由は。
(事務局)一定の取組成果が出たと判断したため。

3新規審査(上位)
 2件(青果物1件、穀物1件)について、農産部会から説明
ア 不適合項目
 青果物1件、穀物1件の不適合項目について是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
(委員)今年度から審査業務を外部委託されたが当該機関の審査員もしっかり審査できるか。
(事務局)審査員研修と現在の審査活動状況について説明。必要な研修等を受講し業務を行っている。
(委員)長時間の審査となるが苦情はないか。
(事務局)認証取得希望者には事前に調整し、これまで苦情はなし。
(委員)審査員と本審査会の関係は。
(事務局)審査員は農産部会に参画。審査委員会での説明・回答は事務局が対応。
(委員)林・水・畜産物は審査体制変更なしか。
(事務局)そのとおり。
(委員)農薬使用計画で、効果を相殺する農薬が混在しているのではないか。生産者は適切な所から指導を受けた方が良いのではないか。
(事務局)農薬指導については県・JA等も指導にあたっている。ご指摘の内容も視野に入れて、注意喚起しながら進めたい。
(委員)取水元の河川水の安全性について、行政が行った水質検査結果に加え、他項目の検査を検討していることだが、農業用水基準項目の検査では記載の項目以外もあるので検討してもらうと良い。
(事務局)情報提供する。
(委員)上位へ移行する認証者についても是正が多くある。より気を引き締めて頑張ってもらいたい。
ウ 審査結果
 2件すべて承認

4更新審査
 青果物1件について農産部会から説明。
ア 不適合項目
 なし
イ 質疑
 なし
ウ 審査結果
 承認

5監査報告
 令和元年度監査分5件(青果物4件、畜産物1件)について農産部会、畜産部会から報告。
ア 不適合項目
 青果物2件、畜産物1件の不適合について、是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
(委員)産品アピールシートの記述は、誤解を与えない表現にすること。
(事務局)実態を聞き取り、実態がなければ内容の検討を促す。
(委員)JA「しまねびより」に美味しまね認証が取り上げられていた。今後も様々な媒体を使ってPRを。
(事務局)認証制度の推進についても、売り先を確保した上で進める必要がある。PRについても、認証者のメリットを感じてもらえるような取組を行う予定。

4 監査の省略
 実施要綱に基づき次回監査を省略することができる2件について諮り、監査の省略について承認



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