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第3回

第3回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和3年1月14日
会場:島根県職員会館 教養室4
出席者:審査委員5名、県担当者

議事

1新規審査(上位)
7件(青果物4件、穀物4件)について、農産部会から説明。
ア 不適合項目
青果物4件、穀物3件の不適合項目について是正報告が提出されたことを説明。
イ 質疑
(委員)農業高校の労災保険についてはどうなっているか。
(事務局)労働災害への補償対策として、教職員(=労働者)は労災保険、生徒(=作業者)は傷害保険に加入していることを確認。
(委員)農業高校は校内販売が一般的。美味しまね認証のPRも含めて、校外販売を検討して欲しい。
(事務局)国の方針としても、農業教育機関でのGAP認証取得を推進。GAPは今後農業のデファクトスタンダードとなる。次世代の農業者教育の一環としての販路拡大の取組を働きかけたい。
(委員)一方で民業を圧迫してはいけないという声もあるが、川下まで勉強することは重要。
(委員)農業用水の水質はCOD値、河川の水質はBOD値と異なる値である。BOD値を参考にはできるが、水のリスク評価として「農業用水の基準以下」という言葉は使用しない方が良い。
(事務局)承知した。
(委員)食用バラの生産、取引状況は。
(事務局)エディブルフラワー、エキス、酒など独自で加工している。珍しいので引き合いあり。シェフや香りに敏感な方に人気。横田町でもエディブルフラワー栽培あり。
ウ 審査結果
 7件すべて承認。

2更新審査
 青果物5件、穀物4件について農産部会から説明。
ア 不適合項目
 青果物3件、穀物1件の不適合項目について是正報告が提出されたことを説明。
イ 質疑
(委員)団体認証(基本認証)の上位認証への移行状況は。
(事務局)各団体、準備が出来次第、上位認証へ進む意向を確認している。
(委員)構成員の多い団体をうまく上位へ導くことは重要。
(事務局)団体認証の場合は、事務局が担う範囲がまちまちであるが、今年度県としては個人認証の支援は進めてきたが、団体認証の支援は遅れている。もれのないよう、次年度に向け指導体制の整備も検討している。団体認証は内部監査もあり、自分以外の目で見てもらえるメリットもある。
(委員)更新については、記録なし・不備が目立つ。継続的な指導が必要。
ウ 審査結果
9件すべて承認。

3監査報告
 監査27件(農産物21件:基本8件・上位13件、林産物4件:基本2件、上位2件、水産物2件:上位2件)について農産部会、林産部会、水産部会から報告。
ア 不適合項目
農産物12件(青果物8件、穀物4件)、林産物4件、水産物2件の不適合について、是正報告が提出されたことを説明。
イ 質疑
(委員)来年度は審査件数が増えると思うが、審査体制はいかがか。
(事務局)現在、審査体制を強化すべく、予算要求しようというところ。
(委員)認証品によっては、ポスターなどにもマークの表示がないものがある。積極的にPRを。
(事務局)積極的にPRしていく。

4監査の省略
 実施要綱に基づき次回監査を省略することができる8件について諮り、監査の省略について承認。

5その他
・「美味しまね認証」制度実施要領第1号別添「品目名一覧」の改定(案)について説明。
・監査について、不適合のみを審査委員に報告することについて検討し、承認。



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