第3回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事概要について
日時: | 平成25年9月5日(木)9:30~11:00 |
会場: | 島根県職員会館健康教育室 |
出席者: | 審査委員(安食審査委員長(畜産振興協会事務局長)ほか5名) 県関係者等出席 |
議事
- 認証更新審査(米3件)について
○農産部会より説明- 不適合項目なし。
- 米は米穀店で小分けされて販売されるが、県外などの大きな米穀店でも差別化がきちんとされているのか。
→米穀店としても、商品の付加価値を高めるため差別化はしている。
ただ、消費者まで認証取得産品であることが伝わるかとなると、松江市内の米穀店が、認証取得者との覚書により認証マークを貼付して販売している事例があるが、県外の米穀店は認証マーク使用の覚書を締結していないので、消費者までは伝わっていないと思われる。 - 「コシヒカリ(ハデ干し)」は出荷量が少ないが、認証を取得するメリットがあるのか。
→販路拡大だけでなく、生産工程管理、経営管理が認証取得の主な目的である。
- チェックリストの書き方が、審査員によって統一されていない部分がある。記録の統一が必要。
更新適当 - 監査報告(赤梨1件、米2件、軟弱野菜1件)について
○農産部会より説明適正管理を確認したことを報告。 特になし - 監査報告(鶏卵9件)について
○畜産部会より説明適正管理を確認したことを報告。 - 職員の健康管理はどのようにされているのか。
→どこの農場も最低月1回は健康チェックをおこなっている。それ以外にも、体調不良の職員や手に傷がある職員は、鶏卵に直接触れるラインには配置しないなどの管理を実施している。
- 職員の健康管理はどのようにされているのか。
- 平成26年度監査を省略可能な案件について
今回の認証審査委員会において審査対象であった下記認証取得者においては、「安全で美味しい島根の県産品認証制度実施要綱」第15条第2項により、平成26年度の監査を省略することができるものと判断した。- 有限会社サングリーン開発(赤梨)
- 有限会社横地建設、村上淳一、谷口 正、松森喜代治(米)
- 有限会社旭養鶏舎、有限会社山本産業、有限会社木次ファーム、有限会社福田ファーム、有限会社カリノ養鶏、有限会社森脇鶏農場、株式会社ツチヤ養鶏、有限会社広野養鶏、永井養鶏場(鶏卵)
- その他質疑
- 中国地方の他県において、同様の制度はあるのか。
→GAP、HACCPを推進する取り組みはあるが、当認証制度のように、生産工程管理基準に基づいて県が認証する制度はない。
- 中国地方の他県において、同様の制度はあるのか。
報告事項等
事務局から、今後のPR活動の計画などについて報告。