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第1回

第1回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和元年7月25日
会場:島根県職員会館教養1室
出席者:審査員5名、県担当者

議事

1実施要綱、実施要領の改正について
ア 認証基準の上位一本化に伴う要綱、要領の改正及び、認証者の変更申請に係る規程(認証基準の変更及び生産工程の追加は申請が必要)の追加について事務局より案を説明。
イ 質疑
(委員)認証工程を追加とはどういう場合が想定されるか。
(事務局)例えば米の生産者が生産・収穫を自家農場で行い、出荷を共同の出荷調整場で行っていた生産者が、自身で出荷を行うよう改めた場合が想定される。

2新規審査(上位)
7件(青果物3件、穀物2件、茶1件、きのこ1件)について、農産部会、林産部会から説明
ア 不適合項目
青果物3件、穀物2件、茶1件、林産物1件の不適合項目について是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
(委員)農薬保管庫について、それ専用の施設が望ましいと思うが、設置できないのか?
(事務局)農薬を保管するのはごく一時的で通常在庫を持たないので、それ専用の施設を建てるのは非効率。施錠可能な建物で、その時期に作業がなく交差汚染のリスクの低い場所を農薬保管場所と指定している。
(委員)一時的といっても余った場合はどうしているのか。
(事務局)台帳の照合によると、使い切っており余りは発生していない。余りを保管していない。
(委員)堆肥を使用しないのは一般的な栽培法でないと思われるが、適切な栽培方法なのだろうか
(事務局)一般的な単収を下回っているが、これは生産者のこだわりの部分。
(委員)土壌のリスク評価について、本人によるリスク評価で十分といえるか
(事務局)農用地土壌汚染対策地域指定の有無などの行政的資料や、土地の使用履歴など、客観的な資料に基づいて個人でリスク評価を行い必要に応じて土壌調査を行うことになっている。土壌それから水質について、どういう場合に土壌検査、水質検査が必要か、より科学的なリスク管理のあり方について検討が必要かもしれない。
(委員)多品目の栽培にあたっては後作に影響しないように農薬使用計画が練られているだろうか
(事務局)考慮されている。
(委員)団体認証の場合、抽出調査された経営体以外にも現地での指摘事項などの情報が共有されているだろうか。
(事務局)事務局から通知されている。
(委員)これまでと比して、現地審査での不適合項目が多く上位認証が大変なことがよくわかった。
ウ審査結果
 承認

3新規審査(基本)
3件(青果物2件、穀物1件)について、農産部会から説明
ア不適合項目
青果物2件の不適合項目について是正報告が提出されたことを説明
イ質疑
なし
ウ審査結果
 承認

4更新審査
 青果物1件、畜産物6件について農産部会、畜産部会から説明
ア 不適合項目
 青果物1件の不適合項目について、是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
(委員)畜産は認証当初から比べても年々、養鶏場もきれいになり、よくなっていると思う。上位へは移行しないのか。
(事務局)基本と上位の差が大きく、すぐには難しい。8月にJGAP指導員研修を行う予定。

5監査報告
 青果物2件について農産部会から報告。
ア 不適合項目
  青果物1件の不適合について、是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
  なし

4 監査の省略
 規定に基づき次回監査を省略することができる1件について諮り、監査の省略について承認



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