第3回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について
日時:令和4年1月19日~31日
※令和4年度1月20日に開催予定であった審査会を、新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を踏まえ、審査委員5名による持ち回り審査により実施。
※令和4年度1月20日に開催予定であった審査会を、新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を踏まえ、審査委員5名による持ち回り審査により実施。
議事(持ち回り審査内容)
1新規審査(上位)
審議対象は、56件(農産物54件、畜産物2件)
ア 不適合項目
農産物33件、畜産物2件の不適合項目について是正報告が提出されていることを書面にて報告。
イ 質疑(委員からあった疑義、あるいは説明を求める内容)
・農産物について
(委員)産品アピールシートについて、SDGs に協力している項目もほしい。
(事務局)SDGsへの貢献に関するご意見をいただき感謝。今後、SDGsへの貢献についても関心が高まる情勢を踏まえ、アピール内容の記載を検討していただくよう、周知の方法を検討します。
(委員)美味しまね認証のホームページに載っている「美味しまねっこTⅤ」はとても良いと思う。 短い尺の中で分かりやすく、適切に生産者の方の思いや様子が見えるので消費者も安心して産品を買えるよいツールになると思う。 順番に声掛けして出演してもらうと生産者のモチベーションも上がり、引いては不適合項目の減少にもつながるのではないか。
(事務局)「美味しまねっこTV」は、美味しまね認証取得者の人柄、産品、おすすめの食べ方等の魅力やGAPの取組等を消費者にわかりやすく伝え、美味しまね認証や産品の認知度向上を図ることを目的として作成しており、今年度も新たに動画を作成している。取材を受けることで、認証取得者がGAPの取組を振り返り、消費者に伝えるために考えを整理するよい機会にもなっており、予算の範囲内で継続することとしている。
(委員)コロナ禍(web受講)で、1.4 責任者及び教育訓練の項目で応急手当の訓練を受けていない方が目立つ。
(事務局)応急手当の訓練については、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、これまで実施されていた、消防署等による実技を伴う講習が開催されていない地域があり、不適合指摘が出ている。
・畜産物について
(委員)農産物等と比べ不適合事項が大変に多いが、申請前の指導はどのようにされているか。
(畜産部会)申請前には家畜衛生部が指導に入っている。当該農場は上位認証を目指すにあたって極力自ら書類等を整理したい意向があり、家畜衛生部はその意思を尊重した事前指導をされた。審査時点での指摘事項は多かったが、是正期日までに改善が図られており、持続可能な農場経営への良い取組になっている。
ウ 審査結果(持ち回り審議の結果)
56件について承認。
2監査報告
審議対象は、19件(農産物:上位13件・基本2件、林産物:上位2件・基本2件)
ア 不適合項目
農産物7件(青果物4件、穀物3件)、林産物2件の不適合項目について是正報告が提出されていることを書面にて報告。
イ 質疑
(委員)堆肥の安全性について、一番大切なのは「十分な発酵温度で病原微生物が死滅している」こと。適合基準の全ての項目をクリアしている堆肥の成績書を取り寄せることは現実的では無いので、せめて発酵温度が確認できるような情報があると良い。
(事務局)現状の審査においては、JGAP指導機関に確認し、2.6.1(肥料成分の把握)2.6.3(肥料の安全性)における堆肥の確認については、堆肥を自作される方には「③適切な発酵温度の確保などにより病原微生物対策や雑草種子等の殺滅対策を実施している」を確認することとしていますが、市販堆肥を購入して利用する方には、「特殊肥料の生産と販売に係る届出をされた堆肥で、2.6.1により成分のわかる文書を販売者から入手していること」を確認し、適合としている。ご意見を踏まえ、今後の生産工程管理基準の内容及び指導・審査について検討する。
3監査の省略
実施要綱に基づき次回監査を省略することができる2件について諮り、監査の省略について承認。
4その他
なし
審議対象は、56件(農産物54件、畜産物2件)
ア 不適合項目
農産物33件、畜産物2件の不適合項目について是正報告が提出されていることを書面にて報告。
イ 質疑(委員からあった疑義、あるいは説明を求める内容)
・農産物について
(委員)産品アピールシートについて、SDGs に協力している項目もほしい。
(事務局)SDGsへの貢献に関するご意見をいただき感謝。今後、SDGsへの貢献についても関心が高まる情勢を踏まえ、アピール内容の記載を検討していただくよう、周知の方法を検討します。
(委員)美味しまね認証のホームページに載っている「美味しまねっこTⅤ」はとても良いと思う。 短い尺の中で分かりやすく、適切に生産者の方の思いや様子が見えるので消費者も安心して産品を買えるよいツールになると思う。 順番に声掛けして出演してもらうと生産者のモチベーションも上がり、引いては不適合項目の減少にもつながるのではないか。
(事務局)「美味しまねっこTV」は、美味しまね認証取得者の人柄、産品、おすすめの食べ方等の魅力やGAPの取組等を消費者にわかりやすく伝え、美味しまね認証や産品の認知度向上を図ることを目的として作成しており、今年度も新たに動画を作成している。取材を受けることで、認証取得者がGAPの取組を振り返り、消費者に伝えるために考えを整理するよい機会にもなっており、予算の範囲内で継続することとしている。
(委員)コロナ禍(web受講)で、1.4 責任者及び教育訓練の項目で応急手当の訓練を受けていない方が目立つ。
(事務局)応急手当の訓練については、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、これまで実施されていた、消防署等による実技を伴う講習が開催されていない地域があり、不適合指摘が出ている。
・畜産物について
(委員)農産物等と比べ不適合事項が大変に多いが、申請前の指導はどのようにされているか。
(畜産部会)申請前には家畜衛生部が指導に入っている。当該農場は上位認証を目指すにあたって極力自ら書類等を整理したい意向があり、家畜衛生部はその意思を尊重した事前指導をされた。審査時点での指摘事項は多かったが、是正期日までに改善が図られており、持続可能な農場経営への良い取組になっている。
ウ 審査結果(持ち回り審議の結果)
56件について承認。
2監査報告
審議対象は、19件(農産物:上位13件・基本2件、林産物:上位2件・基本2件)
ア 不適合項目
農産物7件(青果物4件、穀物3件)、林産物2件の不適合項目について是正報告が提出されていることを書面にて報告。
イ 質疑
(委員)堆肥の安全性について、一番大切なのは「十分な発酵温度で病原微生物が死滅している」こと。適合基準の全ての項目をクリアしている堆肥の成績書を取り寄せることは現実的では無いので、せめて発酵温度が確認できるような情報があると良い。
(事務局)現状の審査においては、JGAP指導機関に確認し、2.6.1(肥料成分の把握)2.6.3(肥料の安全性)における堆肥の確認については、堆肥を自作される方には「③適切な発酵温度の確保などにより病原微生物対策や雑草種子等の殺滅対策を実施している」を確認することとしていますが、市販堆肥を購入して利用する方には、「特殊肥料の生産と販売に係る届出をされた堆肥で、2.6.1により成分のわかる文書を販売者から入手していること」を確認し、適合としている。ご意見を踏まえ、今後の生産工程管理基準の内容及び指導・審査について検討する。
3監査の省略
実施要綱に基づき次回監査を省略することができる2件について諮り、監査の省略について承認。
4その他
なし