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第1回

令和4年度第1回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和4年6月23日
会場:島根県庁602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者

※令和3年度第2回審査委員会において、審議案件の増加に向け、審議の効率化と審査委員会の進め方について提案し、承認。審査委員に対し、事前に審査資料を送付し、説明が必要な内容を集約の上、審査会当日に説明することとした。

議事

1 新規審査
1-1 審議対象64件(農産物64件)について、事前資料送付により説明。

1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)肥料にブラドミンα(家畜ふん発酵物)があるが、収穫物に接触する可能性についてリスク評価されているか。
(事務局)ブラドミンαは播種前に土壌混和されるものであり、野菜に直接触れることはない。また肥料保管場所も収穫物の保管場所とは離れた場所にあるため汚染リスクは低いと判断されている。
・(委員)収穫量は4年後に7倍になる目標を立てているが可能なのか。
(事務局)現在は幼木、4年後には成木になるため。
・(委員)アピールシートに農薬回数を減らすとあるが、何回に減らすのか具体的な数字が必要では。
(事務局)今後、具体的な数字を記載するよう指導する。
・(委員)面積が減るのに生産量が3倍に増えるのはなぜか。
 (事務局)現状は生産量が不安定と聞いており、今後栽培技術を確立したいとうかがっている。
 (委員)生産量が伸びていない要因はなにか。
 (事務局)自家採種をされるようで、種にも問題があるのかもしれない。
・(委員)不適合項目が多い方がおられる。大丈夫か。
(事務局)是正されたことで今後適正な農業の実践につながると考えている。

○審査結果
 64件承認。
 
2 監査報告
2-1 報告対象35件(農産物25件、水産物2件、畜産物8件)について、農産部会・水産部会・畜産部会から報告。
《農産部会》
 監査において生産工程管理基準の不履行が確認された3件について認証一時停止とした。
《水産部会》
 監査2件実施し、是正報告について適切であることを確認した。
《畜産部会》
 監査8件実施し、是正報告について適切であることを確認した。

2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)廃プラ処理について事務局で追加確認されたようだが、状況を報告してほしい。
(事務局)監査時に廃棄物リストが作成されておらず、是正報告にて作成されたことを確認したが、廃プラスチックを「焼却処分」する旨記載があった。事務局側でご本人に法令違反であることを説明、新規就農して間もなく勉強不足であったが、適正に処理することを確認したため、3.2.3を適合と判断した。
・(委員)監査では書類の不備が目立つ。特に残留農薬分析結果がない案件が多いのはなぜか。
(事務局)今回初めて監査を受ける方々が残留農薬分析を失念していた。

3その他
 ・国際水準GAPガイドラインへの準拠確認(上位認証 青果物および穀物)について説明。



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