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第4回

令和4年度第4回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和5年3月20日
会場:島根県職員会館 教養室3
出席者:審査委員5名、県担当者

議事

1 新規審査
1-1 審議対象39件(農産物34件、林産物1件、水産物1件、畜産物3件)、及び確認案件3件(農産物3件)について、事前資料送付により説明。うち5件について補足説明。

1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)秤の自己点検記録の不備に関する指摘が多くあったが、参考帳票の中に点検の帳票を加えることは可能か(点検方法が生産者によって大きく違うことも気になる)。
(事務局).4.2では秤等が正確に点検できるか点検するよう求めている。中には法定点検が必要な場合もあるが、自己点検する場合のよい様式があれば、今後美味しまね通信などで情報提供したい。ただ、様式を示してしまうと「これを使わないといけない」と難しく考えられてしまう恐れがある。

1-3 当日審議として委員より質問、意見
・(委員)水質検査が必要なことは自己点検の際に分かっていたはずなのに、なぜ検査を受けていないのか。冬になるまで検査を受けていなかったことが問題では?
(事務局)検査が必要なことは認識しつつも、ついつい先延ばしになってしまっていたと思われる。
(委員)根から吸い上げる水の衛生面が気になる。生産工程の水も検査が必須なのか。
(事務局)本人がリスク評価した結果、リスクが高いと思われれば検査する。
(委員)露地の水耕栽培とのことだが、システムのイメージがわかない。養液の交換はどのように行っているのか。もし廃液があればどのように処理しているか気になるのと、廃液がないのであれば水耕栽培の水が腐ってしまうのでは?フィルターや浄化装置があるかどうか等確認したい。
(事務局)現場の指導にあたった者に確認をとる。認証は保留となるのか?           
(委員)認証は問題ないが、栽培方法について情報提供してほしい。
・(委員)生産数量が現状13.7万個に対し、4年後に150万個と10倍以上になっているのはなぜか。
(事務局)雇用の確保、輸出の取組、処理能力の向上により目標値を設定されている(産地創生事業の目標)。

○審査結果
 39件承認。
 
2 監査報告
2-1 報告対象35件(農産物26件、林産物7件、畜産物2件)について、農産部会・林産部会・畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
 認証一時停止2件のうち1件は適切である事を確認後、一時停止を解除。残る1件は提出書類不受理のため一時停止継続中。
《林産部会》
 監査7件実施し、適切であることを確認した。
《畜産部会》
 監査2件実施し、適切であることを確認した。

2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)別農家からのドリフトには注意が必要。ドローンによる農薬散布が増えているため、今後
より気を付ける必要がある。お茶は出荷停止しているのか。
(事務局)基準値内で検出されているので出荷は問題ない。有機の格付けは有機農業協会に確認されている。

3 その他
・(委員)令和5年度は基本認証の最終年度。全ての認証者がスムーズに上位へ移行できるよう
お願いしたい。
・(委員)認証案件が急激に増えており審査委員5名ではオーバーフローしているため、増員も検
討してほしい。



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