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第4回

令和5年度第4回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和6年3月15日(金) 13:30~
会場:職員会館 展示室
出席者:審査委員5名、県担当者

議事

1 新規/更新審査
1-1 新規49件(農産物47件、畜産物1件、林産物1件)、更新6件(農産物5件、林産物1件)について、事前資料送付により説明。うち1件(農産物1件)について補足説明。
《農産部会》
 ・No.8の審査における是正報告書が「不適合」となった理由について
  →是正および再是正の結果、今回の審議に諮る。
   令和6年の対応;監査前に現場スタッフや農業部から運営状況・内部監査予定などを確認し、適宜対応する。
《畜産部会、水産部会からはなし》

1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
・委員)No.4について、想定していたのは、認証を受けた苗農家⇒認証を受けていない生産者に苗が渡った時のこと。
    苗を受け取った生産者は、「美味しまね認証産品」と表記できないと考えるが、その整理で問題ないか。
 事務局)そのとおり。
・委員)No.26について、出荷停止となった事実があるのに、審査に上がってきていいものか。
 事務局)個人の判断として、自主的に出荷停止している。
 委員)そのことを踏まえて、審査員も現地審査の結果、適合を出したという整理で良い?
 事務局)そのとおり。
 委員)いつ出荷停止が出て、いつ申請したのか?
 事務局)10月頃から出荷停止し、11月に申請した。
 委員)申請が早すぎるのでは。事案が起こる前から、美味しまね認証の取組は実施されていた?
 事務局)実施されていた。美味しまね認証の取組をきっかけに事実が発覚し、適切な管理を考える中で、自発的に判断され、出荷停止したものと伺っている。
・委員)産品アピールシートについて、より詳しく記入いただくようお願いしたい。
 事務局)承知しました。伝えておきます。
・委員)No.15について、審査員の総論欄の内容は十分検討してほしい。
 事務局)審査員にお伝えします。
・委員)No.3について、畜産サイドから見ると、牛糞堆肥の施用量が多いと感じたが、育成中のため多い、という認識でよろしいか?
 事務局)そのとおり。
・委員)No.6のアピールシートの内容について、可能な限り詳細が分かるよう記載してほしい。
 事務局)承知しました。
・委員)No.43について、「農薬不使用」にも関わらず、農薬使用計画などは確認されたチェックシートとなっている。農薬を使用している可能性があるのでは?
 事務局)担当係に確認します。
     →(審査会後)農薬を使用している圃場と不使用の圃場があることを確認。

1-3 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
 [質疑]
・委員)No.34について、農薬保管庫の写真と、2.7.2の項目と照らし合わせた時、使用期限切れの農薬は仕切りで分けられているが、相当な量が残っている。10月末のJAの回収の際、出していなかったのか、と疑問に思った。
 事務局)ご指摘ありがとうございます。伝えておきます。

○審査結果
  55件承認(新規49件、更新6件)
 
2 監査報告
2-1 報告対象67件(農産物:上位62件、林産物:5件)について、農産部会、林産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
 ・No.58の是正報告書が不適合になった件について
  事務局)9月現地審査後、公社に期限内に是正報告を提出されたが、是正が適切とは言えず、不適合と判断。
      その後、現場スタッフが再指導を行い、2月に再是正報告を産地支援課に提出され、適切な是正を確認。
       R6の対応:監査前に現場スタッフや農業部から運営状況・内部監査予定などを確認し、適宜対応する。
  委員)なぜ、このような結果に?
  事務局)水のリスク評価や、マニュアルの中の役割分担が不明確など。
  委員)なぜ1回目で是正が完了しないのか
  事務局)1回目は団体事務局が是正対応するも、十分対応ができなかったと伺っている。その後、現場スタッフや農業部の指導により是正が完了した。

 ・No.54について
  事務局)R5については、残留農薬検査計画および記録を保管していることを確認している。リスク評価については、起こりうるリスクを文書化したものであり、同一人物が事故を起こしたわけではない(実際の怪我も無い)。

《畜産部会、林産部会》
 ・特になし

3 その他 
 ・味しまね認証に係る要綱・要領・規定等の改正について(事務局)
  →R6.4.1施行予定の要綱・要領、マーク使用規定の改正ポイントについて事務局から報告。

4 報告事項
(1)認証一時停止となっている案件について(農産部会)
  ・残留農薬検査を実施しておらず、是正完了が確認できなかったため、一時停止となっている案件を説明。
   今後の対応;農場のルール違反の対応に基づき対応→残留農薬分析実施→ルール違反対応記録および残留農薬検査結果の写しを添付し、是正報告書を産地支援課へ送付する。
  委員)現物がないから、是正の確認のしようがなかったということ?
  事務局)そのとおり。

(2)生産工程管理基準(上位基準)【茶】の国際水準GAPガイドライン準拠確認について
   →事務局より、3/6付で農林水産省から準拠確認が完了したことを説明した。

(3)生産工程管理基準(きのこ)の取組例・備考の追記について
   →原産地表示のルール改正により、しいたけの原産地表示の義務化されたことを受け、取組例・備考に追記。また、接種済み菌床の購入の場合の「きのこの菌床製造管理基準の制定について」の基準に対応する項目番号を取組例・備考に記載したことを説明した。
 
■令和6年度の審査委員会日程の変更について
 ・以下の日程のとおり。
  第1回 令和6年 7月19日(金)  13:30~
  第2回 令和6年10月18日(金)  13:30~
  第3回 令和7年 1月17日(金)  13:30~
  第4回 令和7年 3月14日(金)  13:30~



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