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令和6年度第3回認証審査委員会 議事

令和6年度第3回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会の開催

日時:令和7年1月17日(金) 13:30~
会場:島根県庁 602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者

議 事

1 新規/更新審査 
1-1 新規34件(農産物31件、林産物1件、水産物2件)、更新12件(農産物10件、林産物2件)に
    ついて、事前に説明要望のあったものを各専門部会から説明
≪農産部会≫
 ・委員)堆肥使用がないのに、産品アピールでは有機質肥料とあるので、指摘した。
     元肥に有機質肥料分が入っているということで理解。
 ・委員)生産量を上げるために、何かされるのか?
   事務局)現状は露地栽培で収量が低いため、安定化のためにハウス栽培へ変更することで、
       収量向上が見込めるとのこと。
 ・委員)(新規にしては)かなり不適合が多く、気になった。
     生産組合内にも認証取得者がいるのに、情報交換等はなかったのか?
   事務局)指導場面で行き違いが生じた案件です。
 ・委員)衛生管理ルールは既存のものを流用しているのか?
     是正報告が審査同日に提出されているので気になった。
   事務局)既存の参考帳票等を元に作られたと思われます。
   委員)衛生管理ルールは重要なものと思うので、きちんと作ってほしいと思う。
 ・委員)神紅の普及拡大について、どんどん広がっていってほしいところ。
     他県にも負けないような名産品としてほしい。

≪林産部会≫
・委員)原木しいたけは鮮度が落ちやすい印象がある。消費者として、管理された生産をしていただいているので非常に良いと思った。

≪水産部会≫
 ・委員)イワガキの消費期限の設定根拠(出荷日から起算して5日)について理解。
     国の基準ではノロウイルス項目がないのに、隠岐のイワガキは検査をしているので非常に安心できる。
 ・委員)消費期限の基準日のタイミングは?
   事務局)海中から水揚げしたイワガキについては、出荷前に浄化作業(殺菌海水)を行うため、
       水槽に収容する。基準日は、出荷のため浄化水槽から引き上げたタイミングを示す。

1-2 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
 [意見]
 ・委員)万博への食料調達基準のなかで「美味しまね認証」も要件を満たすことを理解。
     畜産の場合、農場HACCPは一部の項目が足りないため別途チェックリストを作成して、
     これを満たせばJGAP並みとしている。
     達成できた農場に対してはマッチング等をしている(全国畜産協会)。
     美味しまね認証でもぜひマッチング等を行って欲しい。

○審査結果
  46件承認(新規34件、更新12件)

1-3 生産工程部分の変更について農産部会より説明
    変更について、生産工程区分の変更のため、審査委員会で審査を行った。
 ・委員)精米してから時間がたつと味が落ちるが、以前はどうしていたのか
   事務局)求めに応じて都度精米、玄米で保管していたと思われる。

○審査結果
  1件承認

1-4 認証可否案件について
    監査における是正報告書の不適合事案について、事務局から説明。
    再提出された是正報告書を適合と判断(産地支援課)
 ・委員)不適合となった理由は?
   事務局)受検者が提出した是正報告の一部が、審査員が求める是正内容に対して不足していたため。
       ただし悪意のあることではなく、受検者に是正の意図が正確に伝わっていなかったと思われる。
 ・委員)初回審査では問題なく認証取得していたのにも関わらず、今回はできなかったのか?
   事務局)団体認証で事務局担当者の異動等により引継がうまくいかなかった等の要因も考えられる。

○審査結果
  認証継続1件承認
  
2 報告事項
 ・特になし

3 その他
 【委員からの質問】
 ・畜産部会の今後の案件予定は?→今年度中に2件を予定
 ・鳥インフルエンザについて、最新設備を整えた農場でも発生している。
  認証を取得した農場で発生した場合はどうなるか
  →農場HACCPを実践している農場で発生しても、認証継続意思があれば継続できる

 【事務局からの連絡事項】
  畜産の更新案件について、現在鳥インフル関係の対応のため、現地審査の実施が難しい場合がある。
  その場合はメール等で諮る可能性があるためご承知おきいただきたい。


■次回の審査委員会日程
 第4回 令和7年3月14日(金)  13:30~(場所未定)




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